矢先稲荷神社

投稿者:社員H.I(女) 投稿日:2024年9月20日
カテゴリー:取材レポート

こんにちは。新入社員のH.Iです。
浅草の矢先稲荷神社にお参りしてきました。
大きな鳥居と赤いのぼりが目を引きます。

かつてこちらには京都三十三間堂にならったお堂があり、通し矢が行われておりました。
※通し矢とは……お堂の端から端まで(南から北まで)射通す弓術の種目とのこと

そのお堂の守護として建てられたのがこの矢先稲荷神社だそうです。
的の先にあったことから「矢先」という名前がつけられたのだとか。

昭和に今の社殿が建てられた際、弓術と縁の深い馬術の絵馬を格天井に作成されたらしく、お社に上がって天井絵を拝見することができました。
これらの絵馬は海老根駿堂先生という方が、5年かけて作成されたそうです。
5年もかけて1つの仕事をするなんて、私には想像できません。
天井一面にご神馬や偉人と馬の絵が並べられている様は壮観でした。

こちらの神社は、福禄寿もお祀りしておりました。
七福神巡りといって、元旦〜7日の間に7柱全てにお参りすることで1年の開運を祈る行事があり、その浅草名所七福神の1柱なんだそうです。
他の6柱にもお参りしてみたいものですね。

こちらのお社の天井は高すぎず、天井絵が近くで拝見できますので、ご興味のある方はぜひ訪ねてみてください。