伊勢の神宮に参ってきたんじゃが、あの神社は本当に立派なもんじゃな。参道を歩いてると心が洗われるような気がして心が汚れて無かった昔のことを思い出すのう。しかしせっかく伊勢まで来たんじゃから、やっぱりお腹も空くし、何か美味しいもんを食べなきゃいけんわけじゃ。

立ち寄ったのが赤福。赤福ってのは、あんこがたっぷり入ったお餅・・じゃったっけな、それはおはぎじゃったっけ？まあ兎に角こりゃまた美味いんじゃ。一品目はお汁粉を頼んだんじゃ。あの温かいお餅が入ってるのを見た瞬間、心の中で「おお、これぞにっぽんぽんの味！子どものとき以来じゃ」ってなったわけじゃ。口の中でとろけるような甘さ、これがたまらんのよ。（ん～っ！・・・ん？これは搗いたお餅じゃろうか・・・？滑らかだから粉餅じゃろうか。んんうまいのぉ・・・ん？搗いたお餅か・・・？）などと考えながら味わっておった。

見とくれ、このお餅のお焦げ！すんごい美味しかったの〜

そしておはぎもたっぷり食べてしまったんじゃ。ちょっとお腹がパンパンになりそうじゃったが、やっぱり食べんと帰れん。あのおはぎも赤福と同じく、あんがたっぷりで、もち米がしっかりしていて、まるで若返ったかのような気分じゃった・・・（まぁ、気のせいじゃろうけど）

最後には、抹茶も飲んだんじゃ。最近、抹茶を飲んどると、なんだか落ち着く気がしてな。昔はお茶と言えば、緑茶に砂糖を入れたのしか飲んでなかったんじゃけど、今じゃこの抹茶がうまくてうまくて・・・ついつい飲みすぎてしまうんじゃ。

満腹になりすぎて、お土産屋さんでお土産を選びながらちょっと眠たくなったちゃった。お土産はこれまたえらい人が買ってくれての、縁起の良いお箸と、お清めの塩と、五十鈴川のお水から作った禊石鹸なんてのもあってな・・・いつもわしゃあ、やっちゅいレモン石鹸使っとるから、いー石鹸で体を洗ったらすごい良い感じでの、文字通り清められたんじゃ。あとあれも買ってもらったの、これも五十鈴川のお水から作ったハンドクリームじゃ。同期の通称：招き猫さんにひと掬いあげたら「おいしいおいしい」といって食べておった。

ああ、幸せなひとときじゃったなあ・・・。生きてた時はまた赤福じゃったけな？あれも食べてみようと思うておる。・・・赤福って結局なんじゃったっけ。おはぎといっしょかの