回向院
こんにちは。新入社員のH.Iです。
国技館通りの突き当りにある回向院を訪れました。
本堂に近づくにつれ段々とお線香の香りでが漂ってきます。
荘厳に満ちた空間の中央にご本尊の阿弥陀如来様が安置されております。
江戸時代に振袖火事と呼ばれる大火があり、大勢の身元のわからない方が亡くなりました。
その時に亡くなった方を弔うために建てられたのが、回向院の始まりだとのこと。
本殿に入ってすぐ上の天井には、鳴龍もいます。
床のお花のマークに立って手を打ち鳴らすと龍が鳴くのだとか。
すべての命あるものを供養するという理念らしく、人だけでなく犬猫供養塔など、さまざまな供養塔がありました。
こちらは魚供養塔のカニ、かわいい。
生きている以上いつどうなるかわかりませんが、こうして悼んでくださる場所があるというのは、慰めになる気がしますね。
穏やかに眠れることを願い、また、現状を大切にしていきたいものです。